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PET用:ガスバリア膜

普段何気なく私たちが飲んでいるPETボトルにも、当社のDLC技術が応用されております。

PETボトルは軽く、持ち運びやリサイクルにも適した容器のため、広く普及していますが、瓶や缶に比べると「酸素等のガスを透過させやすい容器」であることが欠点として挙げられます。そのため、ビールやワインなどのように、酸化や炭酸ガスの気抜けにより風味の変わりやすい飲料では、今でも瓶や缶によるパッケージ品が多くなっております。

そこで当社では、DLCコーティングをPET容器内部に施すことで、PETボトルのガスバリア性を向上させる独自技術開発を1998年より開始いたしました。下記に、標準的なPET容器(左図)と、PET容器内部にDLCコーティング施した場合(右図)の酸素透過率の変化を表した図を示します。

本分析結果より、PET容器内表面にDLCコーティングを施すことで、酸素透過率を10~15分の1以下に減少させることが可能と判明いたしました。そのため、PETボトル容器の課題であるガス透過性に対して、当社独自のDLCコーティング技術を用いると、効果的にボトルの付加価値を高めることができます。
当社の独自技術であるPETボトル容器内へのDLC成膜フローは、主に下記のようなプロセスにて成り立っております。

本装置には、プラズマ制御技術を得意とする当社の独自電極技術が詰め込まれており、PETボトル内部の形状に合わせ、プラズマを放電させることが可能です。また、このようにして得られたDLCコーティングは、数十nmの膜厚にても十分実用的な性能を発揮しており、PETボトルといった量産製品に対するコーティング生産性という観点では大変優れた成膜法と言えます。

現在では、プラズマ周波数を更に改良することで、各容器サイズにも適合可能なプラズマコントロール技術や、搬送機構等の更なる改善によりコーティングタクトを向上させる研究・開発にも引き続き取り組んでおり、1日1日の着実な技術進歩を進めております。

最後に、実際に実用化されておりますDLCコーティングPETボトル商品の一例をご紹介させていただきます。

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